「マンガで覚える日本の暮らし」をベトナムの送り出し機関LACOLIさんで使っていただきました

2022/05/31

「マンガで覚える日本の暮らし」発売

合同会社オトナキの水嶋です、こんにちは。

タイトル通りですが、「マンガで覚える日本の暮らし」というマンガ型教材を発売しました。2ページ構成で、さっくりと下記のような日本のゴミの捨て方についての導入を学べる内容になっています。ここからデータを購入(税込770円)できます。

・ゴミは種類ごとに分ける
・決められた曜日に捨てる
・決められた袋で捨てる
・決められた場所に捨てる
・生ゴミは水気を切って捨てる
・分からないことは会社や近所の人に聞く

などなど…。

技能実習生などの日本での労働を目的とした外国人の方は、母国(送出国)の送り出し機関と、日本の監理団体で日本の生活習慣やマナーについての研修を受けます。ただ、その形式もまちまちで、実際にシミュレーションを通して身体で覚えるところもあれば、ほとんど座学で終えるところもあります。そのため、働きはじめてからトラブルが起こるというケースが多いんですね。

そこで、座学と体験の間を埋めるものとして、目に留まり、分かりやすく、覚えやすい、マンガを使って、ゴミ出しの導入部分について学べる教材を作成しました。

ベトナムの送り出し機関で使ってもらいました

実際にベトナム・ハノイの送り出し機関「LACOLI」さんで使っていただきました。

食い入るように読んでくれてますね…うれしい限り!

LACOLIの役員である宮本さんからコメントをいただきました。

 

生徒からは「退屈な講習より頭に入りやすい」「ゴミの分別が面倒くさいことが分かった」「他のテーマもマンガで読みたい」といった意見があり、おおむね好評でした。「罰則を知りたい」という声もありましたが、実習生が喫煙ルールを守らなかったことが原因で建設会社が倒産しかけた例も聞いたことがあるので、実害が分かるとより真剣に読むと思います。トラブル例がマンガで読めると、それを元にどうすればよいか考える教材にもなると感じました。

 

ほかにもいろいろと教えていただき、分かったことは、「こうあるべき(模範例)」というより、「こうすると実害が出る」という方が、実習生(予定)の方々にはストレートに伝わりやすいようです。ただ、いろいろと盛り込むとまず2ページには収まりませんので、今後の製品開発の参考にしていきたいと思います。また、今はふりがな付きの日本語ですが、たとえばベトナム人にはベトナム語が伝わりやすいことは紛うことなき事実ですので、多言語展開も予定しています。

なお、外国人社員を雇用する企業向けに、とくに安全衛生管理まわりの業務マニュアル、求人情報、社風紹介、などのマンガ制作(&セリフ翻訳)業務も準備中です。ご関心のある方はぜひお問い合わせください。

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