COMIGRAM(コミグラム)はマンガを使った多文化交流・多言語学習用ツールです

マンガで説明「COMIGRAM(コミグラム)」

COMIGRAMって何?まずはマンガで説明します!

「COMIGRAM(コミグラム)」は多言語ツール

COMIGRAM(コミグラム)とは、マンガ(イラスト)と複数の言語を組み合せた多言語ツールです。COMIC(マンガ)+COMMUNICATION(交流)+PICTOGRAM(ピクトグラム)を掛け合わせて命名しており、「マンガを使った交流を促すピクトグラム(グラフィック・シンボル)」という意味を込めています。今世界でピクトグラムが使われているように、交流を促すインフラを目指しています。

▲COMIGRAM(日本語✕ベトナム語)の一例

2022年3月時点で262種類あり、農業、建設業、金属加工業、食品加工業、漁業、飲食業、小売業、看護、介護、防災、買い物、教育などの場面を想定しています。当サイトで無料提供中です、ご自由にダウンロードして交流や学習などにお使いください。なお、COMIGRAMを使用したデータや印刷物の販売、データの再配布は禁止とします。

使用可能な事例

  • プライベートで交流や学習に使いたい
  • 印刷して社内研修や勉強会に使いたい
  • COMIGRAMを集めて一枚の紙に印刷したい
  • サービスの一環として使いたい
    →商材以外の直接販売しない補足資料の素材として使う場合に限り可能です、またその際にはCOMIGRAMとURL(https://comigram.com/)を併記してください。

使用を禁止する事例

  • データを転送、またはインターネット上で再配布したい。
    →データを転送する代わりに該当するCOMIGRAMのURLをお送りください
  • データを販売したい
  • 印刷物を販売したい
  • 単体のデータを加工(イラストや文字を変える、消すなど)したい
    →複数のCOMIGRAMを同一の資料内に使用したり、組み合わせることは可能です(加工に該当しない)。

全262種21言語を制作中

▲262種中の一部をまとめたポスターも制作しています

COMIGRAMは、現在公開されているものは日本語✕ベトナム語の組み合わせのみですが、順次、21言語(中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、英語、タガログ語、ポルトガル語、スペイン語、タイ語、ネパール語、クメール語、ビルマ語、インドネシア語、マレー語、ヒンディー語、モンゴル語、ベンガル語、シンハラ語、ラオ語、イタリア語、アラビア語、ドイツ語)を開発・公開していきます。

ためしにベトナム語のCOMIGRAMを見てみる

※COMIGRAMはおもに交流を目的としているため、一部翻訳を簡略化しています。教材としては不足な面もあるため、語学学習を目的とする場合では補足程度の使用に留めることをオススメします。

「COMIGRAMIST」は多文化交流支援プロジェクト

COMIGRAMIST(コミグラミスト)とは、マンガの力で多文化共生・多言語学習をサポートするプロジェクトおよびサイト名です。おもに3つの活動を行っています。

  • マンガを使った多言語ツール「COMIGRAM(コミグラム)℠」の提供・普及
  • 全国の多文化共生・交流事例の取材とノウハウなどの情報発信
  • 多文化共生・交流を促す新たなツールの開発

※多文化共生とは:「国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的ちがいを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていくこと」(総務省:多文化共生の推進に関する研究会報告書より)

ビジョンとミッションについて知りたい方は、下記記事をお読みください。

COMIGRAMISTを運営するオトナキってどんな会社?

「マンガ」である4つの理由

なぜ「『マンガ』でもっと多文化共生」なのか、4つの理由があります。

  • 視覚的に伝えたいことが補足できる
  • 海外でも10~20代など若い世代を中心に見(読み)慣れている
  • 絵柄や物語により記憶が定着しやすい(語学などで高い学習効果が見込める)出典
  • マンガ(comic)の語源はギリシャ語のΚωμικός(喜劇)、交流を楽しい喜劇に。

以上のことから、日本のみならず世界に外国人(その国の出身でない生活者と定義)が急速に増えてゆく多文化共生社会において、言語や文化などの低くはない壁を越えるため、マンガの力は大いに役に立ちます。とくに昨今の日本への外国人移住者は20~30代と働き盛りの世代が多く、国や地域によって違いはありますが、インターネットを通してマンガやアニメとの接点を多く持っている傾向が強いです。

個人的な理由もあります。私はマンガが大好きで、「ベトナムで出会った漫画家たちの活躍の場を増やしたい」という動機もあり、COMIGRAMを開発しました。そんな背景もあり、COMIGRAMのマンガ(イラスト)は下記の記事に登場する漫画家のDương Minh Đức(ドゥン・ミン・ドゥック)さんが手掛けています。また、日本人以外の創作者が関わることで国籍に対するイメージを豊かにする目的もあります。

▲ふだんの彼の画風はCOMIGRAMとは大きく異なり、ザ・少年漫画!

よりパーソナルな動機については下記記事をお読みください。

COMIGRAM開発の経緯や想いをトークショー・ガシドで話してきました

受注案件も承っております

当サイト「COMIGRAMIST」を運営する合同会社オトナキでは、「マンガでもっと多文化共生・多言語学習」をミッションに、COMIGRAMを用いた製品の開発や、外国語の翻訳からマンガ制作まで、お客様からの制作のご依頼を承っております。当社の制作事例に沿ったものや、課題についてお話する気軽なご相談でも大歓迎。下記ページより、メールやLINEなどでお気軽にご相談ください。

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交流・学習に使えるツール紹介

交流雑貨COMETI(コメチ)

業種・分野に合わせて17種類のCOMIGRAMを印刷したアパレルと雑貨です。

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